「今までにない塩辛！」 函館市出身の三好秀宗さん。祖父はイカ釣り漁師、父親が水産加工会社の代表を務めるなど、函館の食文化に近い距離で過ごしてきました。しかし現在、函館市のイカの漁獲量が低下している状況の為、三好さんは『なにか行動を起こさなければ価格の高騰が続き函館のイカ食文化が衰退してしまう』と考えるようになりました。函館の食文化を支え続けてきた塩辛を何とか新しい形で発信したいと開発したの「波乗りイカさんシリーズ」です。固定概念にとらわれないアイディアやパッケージデザインに力を注ぎ、これまで塩辛に馴染みが薄かった若い世代や首都圏の消費者にも手に取ってもらいやすいよう、工夫を凝らしました。 「構想から10年以上かけた渾身の一作」 塩辛は「生臭い」「塩気が強い」と好き嫌いがハッキリ分かれる食品です。函館の味である塩辛やイカが苦手な人にも楽しんでもらいたい！という思いから生まれた「波乗りイカさんシリーズ」は、主力商品「クリームチーズイカ」のように、今までの塩辛のイメージからは想像ができない新しいイカ製品を作り出しています。「クリームチーズイカ」は構想から10年以上かけて作り上げた渾身の一作。塩辛と名乗るためにイカわたを使いながらクリームチーズと味のバランスを取ることの難しさや、発酵食品である塩辛とチーズを同じ製造ラインで使用するには乳酸菌が他の商品と触れないための管理など、越えなくてはならないハードルが多くありました。商品発表後、同業者から驚きの声が上がり、他社メーカーも追随しようと開発に取り組みますが、商品化までは漕ぎ着けていません。そんなユニフーズでしか味わえない全く新しい塩辛をお楽しみください。   クリームチーズイカのおすすめお取り寄せ商品 ▼北海道のお取り寄せ商品はこちら クリームチーズイカ クリームチーズに漬けられた洋風の新感覚の塩辛。塩気は控えめのため、クリームチーズのまろやかな口当たりとイカの噛む度に溢れ出てくる甘味、イカわたが生み出す深い味わいは、ワインや日本酒にぴったりの味です。

「地域一体となって作り上げた熊石深層水」 熊石深層水株式会社の代表を務める刀禰さんは、生まれも育ちも熊石町(現・八雲町)。愛知県で働いていましたが、20歳の時に熊石町に戻り、「刀禰建設」を始めました。もともと旧熊石町は日本海に面した土地で、漁を中心に海の町として栄えていました。この町に新たに産業を生み出すべく、町をあげて深層水の利用に取り組みました。そんな中、平成13年に刀禰さんを中心に現熊石深層水株式会社の前身である「海洋深層水利用促進研究会」が発足され、建設業のかたわら塩づくりに没頭しました。発足当初から「深層水が利用できるなら塩を作る！」と熱い想いがあった刀禰さん。周りからは反対もされ、いい味が出せず苦労したそうです。今では食品メーカーやあらゆる飲食店などで”万葉の詩塩” は使用されています。「やっと周りから一定の評価を頂けるようになってきた。まだまだ販売活動はしていかなければならないけど、これからは熊石深層水を農業や他の産業にもっと活用していかなければ！」と地元熊石町への愛と塩づくりに対する情熱は今も変わっていません。 熊石町として次の世代に残していかなけらばならない産業をとこの深層水の利用を日々考えていました。はじめから深層水を利用した塩づくりを考えていたという刀禰さんの塩づくりに対する情熱が実を結び、それを後押しする仲間や熊石町の支援もあり熊石深層水株式会社が設立された。今では町のシンボルとして深層水の利用はすすんでいて、一般の利用客でも購入することができる。 熊石深層水の利用は年々増え、農業や他の産業への利用が進んでいます。海洋深層水に含まれているミネラル栄養素の中に植物の成長に必要な栄養素(ショウ酸、ケイ酸、リン酸)が入っており、その深層水から塩分を除いたものを畑に散布することで、減農薬、低化学肥料を実現できるということなのです。 お隣北海道森町の農家でも、こちらの深層水を使用して、糖度の高いカボチャをつくったり、栗山町の玉ねぎ農家でも試験的に深層水の散布が始まっています。今後さらなる熊石深層水の利用が期待されています。 熊石深層水のおすすめお取り寄せ商品 ▼北海道のお取り寄せ商品はこちら 熊石深層水の塩 3種セット (白 藻塩 粗塩 各100g) 熊石深層水株式会社 熊石深層水の塩は、何と言ってもミネラル豊富なのが特徴です。表層水にくらべて なんと10倍も含まれているというから驚きです!しかもそれを丁寧に塩釜で茹で、昔ながらの製法でゆっくり蒸発させるので、栄養分たっぷりの美味しい「塩」 がつくられるのです。一般のお塩とは違い、舌を刺すような塩辛さがなく本当にまろやかです。 不適切な表現かもしれませんが、後味が 甘いです!

道南駒ケ岳のふもとに位置し、水産資源に恵まれた鹿部町で水産加工業を営むイリエ船橋商店。船橋商店として昭和27 年に創業し、鹿部町で70 年以上に渡り事業を行ってきました。